「英語ネイティブ翻訳者が教えるメディカル・ライティングセミナー」参加者の声

  • 2017.12.11 Monday
  • 16:49

11/11(土)大阪、11/19(日)東京で、「英語ネイティブ翻訳者が教えるメディカル・ライティングセミナー」を実施しました。

 

【第1部】  講師:野口ジュディー

「論文の書き方―コーパスやウェブツールを利用して」

 

【第2部】  講師:Lee Seaman

「Global English for Medical Writing: Building the Methods and Results Sections From Clinical Study Data」

 

>セミナーの概要はこちら

 

医薬系文書を理解し、効率的・効果的に書くためのアプローチやツールについて紹介した今回のセミナー。第1部では野口ジュディー先生が「コーパスを駆使した医薬系ライティングのコツ」、第2部ではLee Seaman先生が「治験総括報告書(CSR)を教材とした、誰にでもわかりやすい英文ライティングのコツ」についてお話しいただきました女女

 

 

 

当日参加いただいた方の声をご紹介しますひらめき

 

聞き耳を立てる参加者の声見る


・コーパスはとても興味深く参考になる。論文の書き方の手順がわかりやすくまとまっていた。相手に通じる論文が大事だと気付いた。

・有用なWebサイトの紹介があり、論文の書き方の流れが非常によくわかった

・講師お二人とも内容が濃かったし、学ぶものが多かった。ジュディー先生は多くの例を挙げ、多くのサイトをおしみなく出してくださった。Lee先生は実際に訳す、訳例、ブラッシュアップがあり、実践的だった。

・講義と演習のバランスが取れていて大変わかりやすく、実践的な内容で仕事をする上でもすぐに活かせるもので参考になった。

・他の翻訳学校では教えてもらえなかった内容が多かったので大変満足です。

・仕事でCSRのReviewをすることがあるので、どのような観点で見るべきか参考になった

・コーパスは目からうろこでした。

・これまでに気になっていたトピックについて、様々な角度から確認、学習することができた。今後の学習はもちろん、実務においても応用可能な内容が多く、有り難かった。

・「優れたメディカル・ライティングとは」について、わかりやすく示していただけた。

・日英の具体的な(方法、注意すべきところ)が紹介され、またPracticeの時間もあり勉強になったし、自主学習のヒントになった

・実際のライティングにセミナー内で取り組んでみて、先生の例と異なり、自分の文章が改めて長くて分かりにくいことに気がづいた。

 

 

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!!

同時通訳現場見学ツアーレポート

  • 2017.12.05 Tuesday
  • 18:47

サイマル・インターナショナル関西営業部は、20171030日、立命館大学衣笠キャンパスで行われた、立命館大学・韓国外国語大学共催 国際シンポジウム「北朝鮮の核開発をめぐる国際関係と政策的オルタナティブ -6か国協議の経験から-の同時通訳現場見学ツアーを実施、サイマル・アカデミー受講生6名が参加しました!

 

今回は関西ではなかなか扱われる機会の少ない難しい国際時事のテーマで、関西のトップ通訳者3名の同時通訳を間近で聞くことができる大変貴重な機会となりました。聴講者は学生から一般の方まで数百名にのぼり、日本人だけではなく海外の方も多く、非常に関心度のいシンポジウムでした。

 

事前説明


シンポジウム開始前、実際の簡易ブースを前に、同時通訳システムのことから通訳者の打ち合わせのことまで、通訳の一つの案件にまつわるありとあらゆることについて、担当から皆様にご説明させていただきました。アカデミーの中では体験できない、現場の臨場感を肌で感じていただけたかと思います。皆さんとても熱心にお話を聞かれいます。

 

  ↓簡易ブース、表から見るとこんな感じです! 

易ブース、表からはこんな感じ

←同時通訳簡易ブース横には、音声の機材がずらっと並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞き耳を立てる参加者の声ー事前説明を終えてー見る

●想像していたよりはるかに多いエンジニアの方々がいらっしゃってびっくりしました。一つのセミナーに通訳関連だけでこれだけの人数がかかわっていることを実感できたのは初めてでした。音響の仕組みや赤外線の使用など、最新の設備に関するご説明も興味深く伺いました。

 

●貴重な経験をありがとうございます。サイマル担当者や音声技術の方々がきめ細かく支えてくださっている様子がわかりました。実際の機材や会場の様子、集合・打合せ・終了後の流れなど、現場の雰囲気を体感できて勉強になりました。

 

本番


参加者はその後、レシーバーを受取ってシンポジウムを聴講し、実際の同時通訳を聞いていかれました。今回は全て英→日同時。各スピーカーのスピーチに加え質疑応答もありました。内容もさることながら、英語ネイティブではない方も多いため、個性豊かな英語も多く聞かれました。何がきても動じず冷静に訳を続ける、プロの通訳者のお仕事を間近で見ることができました。

 

聞き耳を立てる参加者の声ーシンポジウムを終えてー見る

●すばらしい通訳に感嘆したのと同時に、自分の今いる場所を痛感させられました。

●特殊な専門分野の通訳を、遅れず適切に訳出されていること、そのパフォーマンスが会議全体を通して落ちないこと、長時間でも安定して聴きやすい発話など、まだまだ自分の勉強の道のりは長いと感じました。

●「どんなことがあっても動じない、それがAクラスです」という、信頼に満ちたご担当者の言葉が印象的でした。今回の企画では、通訳の入り口に立つ者に、目指すべき頂点を見せてくださったわけで、今後の勉強の仕方について考える素晴らしい機会となりました。

●交代はスムーズで、アイコンタクトを取り合っている様子が見えました。ブース越しに講演者をしっかり見ておられ、スピーカーの口調と息の合った通訳が聞き手の耳に優しいと感じました。

●自分であれば、詰まってしまったり、遅れたりすることは避けられないところが十数秒おきにあるなあという感想です。カバレッジを上げること、不明な箇所を聞いた通りに訳出して遅れずに乗り切ること(その他たくさん)を、今後のアウトプットの目標にしたいと思います。
 

女担当スタッフの声男

説明を熱心に聞かれる皆さんの姿勢が、とても印象的でした。生の現場を見聞することで、目指すゴールのイメージ化と更なる学習意欲の向上に繋がれば幸いです。ツアーにご参加いただいた方が、将来「プロ通訳者」の立場として現場でご一緒できる機会が来るのを、楽しみにしています。

 

●普段アカデミーでは、受講生ご自身のパフォーマンスに向き合いながら訓練を行っています。今回はプロの会議通訳者、しかも関西のトップクラスの方の生の通訳を聞く、大変貴重な機会となりました。それぞれが新たに目標や課題を見つけたり、モチベーションを上げる良い機会となったと思いますので、また気持ち新たに今後の訓練に励んでいただければと思います。

 

今回参加できなかった方も、また次の機会に是非ご参加ください!

 




 

2017年8月26日(土)開催 『通訳者への道』アフターレポート

  • 2017.11.27 Monday
  • 17:48

2017年8月26日(土)に開催された、「通訳者への道」のアフターレポートをご紹介します。

登壇したのは、サイマル・インターナショナル専属通訳者兼サイマル・アカデミー通訳者養成コース講師の、池内尚郎さんです。「国際理解のファシリテーターをめざして」という副題のもと、実際の通訳現場の様子や、同時通訳をする上で大切なことについてお話くださいました。


池内 尚郎

上智大学外国語学部ロシア語学科で学ぶ。国際交流や国際政策に関わる仕事を経て、サイマル・アカデミーで学び会議通訳者に。政治・経済・文化・科学技術など、幅広い分野で活躍。現在は通訳者養成コースで会議通訳クラスを担当。

 

 

 

|実際の通訳現場


同時通訳*は専用のブースの中で行いますが、その環境は案件によって異なります。ブースが広く窓が大きい恵まれた環境だったヨーロッパ、反対にブースが小さかったインド、なぜかマイクや通訳機材を置く台が高いため、椅子を重ねて座らざるを得なかった中東、ブース自体がなく雑音を聞きながら通訳したスリランカなど、実際に出向かれた現場の写真を見せながら紹介していただきました。

 

中でも印象的だったのが、「Korean」「English」などのプレートが付いたブースが、ずらりと並ぶ一枚の写真。多言語の通訳が必要な現場では、言語毎に分かれたブースがいくつも設けられます。ひとつの発言がその場でさまざまな言語に通訳される現場を想像すると、不思議な感じがしました。

 

 

このように、ブース内で仕事をすることから見ても、通訳者は「目に見えず、聞こえるだけ」「裏方、黒子」と言われがちですが、通訳者こそ「国際理解のファシリテーターとしての自負を持って仕事ができる」職業だと池内先生は言います。そのエピソードとして、ある国連本部での仕事終わりに、日本代表団の方々が集まって記念写真を撮っている姿を収めた写真を紹介していただきました。「代表団の方々に、会議をやりきったと思ってもらえるような通訳ができたという達成感があった」と写真を撮った時のことを振り返られ、通訳者という仕事の醍醐味を見せていただいた瞬間でした。

 

* 話し手の発言を聞くのと同時に訳していく通訳のこと。通訳には同時通訳の他にも、ある程度発言がまとまった後に訳す「逐次通訳」や、通訳者が聞き手の耳元に囁きながら同時通訳をする「ウィスパリング」という形式があります。通訳の種類について詳しく知りたい方はこちらから。

 

|「単語ではなく意味を訳す」


通訳において重要なことは、「単語ではなく意味を訳す」ことだそうです。特に話者の発言にかぶせるようにして訳す「同時通訳」は、「分からない単語が出てきた時、意味を考える瞬間にはもう話が進んでしまう」というほど速いテンポで訳します。そのため、単語に気を取られず、話の内容を理解し、その意味を訳すのに重点を置くことが鍵となるようです。実際、ひとつの単語が分からなかったとしても、広い意味で理解していれば訳が出てくることはよくあるとのことでした。

 

また、同時通訳をする際は「言葉を節約」することが秘訣だとか。すなわち、短い文章で訳すということです。言葉を別の言語に訳すと長くなってしまうのが一般的ですが、聞き手にとっては言葉が短い方が分かりやすい。「意味を訳す」だけでも難易度の高い作業ですが、「聞き手がどれだけ理解しやすい訳であるかが重要」だと、訳を聞く側の立場にも立って仕事をされている姿勢がとても印象的でした。

 

 

資料に通訳現場の写真やユニークな画像が多く使われていたこともあってか、参加者の方々は常にスクリーンに注目されていました。こちらで紹介したトピックの他にも、AIと通訳者の今後や、通訳者という職業の歴史についてもお話していただき、内容の濃い1.5時間となりました。最後は"If you don't know where you are going, any road will get you there."という言葉を、「どこに行くかは分からないが、どこかにはたどり着く」という解釈で示し、結果がどうであれ努力は必ず無駄にならないと、学習に迷いを感じている方々にエールを送って締めくくられました。

 

第1部の「翻訳者への道」同様、こちらも参加者の方々からたくさんの質問が上がりました。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

参加者の声

・通訳者とはどういう仕事なのかをより深く理解することができた。

・通訳者の実際のお話を伺えたため、今後の学習に役立てられそう。

・とても楽しいお話だった。これから通訳者を目指すにあたって、

励みになる内容だった。

 

 

 

2017年8月26日(土)開催 『翻訳者への道』アフターレポート

  • 2017.11.01 Wednesday
  • 14:54

2017年8月26日(土)に開催された、「翻訳者への道」のアフターレポートをご紹介します。
講師は現役産業翻訳者兼、サイマル・アカデミー翻訳者養成コースのクラスを受け持つ沢田陽子先生。普段携わっている案件や、翻訳者に必要な技術、質の良い翻訳についてお話していただきました。

 


沢田 陽子

津田塾大学卒、英ロンドンメトロポリタン大学院応用翻訳学修士課程修了。

英系証券会社、米系コンサルティング会社などに勤務後、実務翻訳者に。

現在はサイマル・インターナショナルの英日翻訳、英日・日英翻訳の校閲に従事している。

 

 

|アカデミー時代と現在の翻訳案件


サイマル・アカデミー出身の沢田先生。外資系企業に勤務していた頃に翻訳を任されることで興味を持ち、契約書関係の通信講座を受けたことが、最初の翻訳学習経験だったそうです。その後、もっと広範囲なビジネス文書を訳せるようになりたいという思いから、産業翻訳コースに通学しました。

 

在籍当時、ひとつの文書をクラス内で分担して訳す課題が出たときのこと。「クラスメイトにメールで質問を投げかけると夜中でも返信が来て、他の人も頑張っているから自分も頑張ろうと思えた」と、今でも付き合いのある仲間達と切磋琢磨して学んだ学校生活を振り返りました。

 

沢田先生含め、通学制を選んで良かったことを伺うと、「クラスメイトとの関わり」と答える卒業生は多くいます。お互いプロになってから、アカデミー時代の思い出を振り返ったり、仕事の相談をしたりする存在ができることは、大きな財産ですね男

 

卒業してサイマル・インターナショナルにフリーランス翻訳者として登録後、携わっている案件は、官公庁学術機関国際機関金融機関などの業界で、文書は刊行物報告書プレスリリース社内会議資料契約書など。印象的だったのが、パワーポイント資料を翻訳(英日)するときの意外な苦労。一見訳す量が少なくて楽なのではと思えますが、説明なしで専門用語や社内用語が多く使われているため、枚数が少ない割に時間がかかる汗そうで、リアルな現場の声を聞くことができました。

 

|良質な翻訳のために


産業翻訳のもっとも重要な点は、「何が言いたいのかを伝える」こと。「完成した文書を読んだ時、全体の筋が通っていて、内容が理解できるもの」が良質な翻訳と言えるそうです。では、そのためにどのような能力を身につける必要があるでしょうか。

 

以下4つのことを挙げました。

 

■高い英語読解力 ■専門知識 ■リサーチ能力 ■日本語に対する意識

 

まず英語の読解力を磨く方法としては、声に出して読むこと。目から入る情報と耳から入る情報は異なるため、難しい文章に当たったときは、声に出すことで文と文の繋がりがよりクリアに見えてくるそうです。

 

そして、専門知識リサーチ能力。専門分野がなければ、それをリサーチで補います。学習方法としては、ビジネスニュースを聞き、日経新聞を読むなどして、常に幅広い分野にアンテナを張っておくこと。特に新聞は素人向けに書かれていて理解しやすいため、日経新聞を読むことから始めてみるのをお薦めしていました。

 

最後に、日本語に対する意識とは、言葉の選択や句読点の位置、論理的な文章になっているかどうかに意識を向けること。ここでいう「言葉の選択」とは、文書の背景に合わせて適切な日本語を当てはめることを指します。「上昇」「拡大」「増加」など、同じ意味でも複数の意味を持つ"increase"という単語の訳を例に説明していただきました。

 

単語や文法の正確な意味や、原文通りの順番に訳すことを重視する英文和訳と、文書の背景によって訳す単語の順番を変えたり、適切な意味を選択したりしながら、内容が伝わりやすいことを重視する翻訳の違いについてもお話がありましたが、機械的に訳すだけでは成立しない翻訳の奥深さに触れることができました。

 

 

翻訳者となった今でも「日々勉強」と仰っていた沢田先生。「翻訳者に向いていない人」として、「思いやりのない人」を挙げていましたが、「伝えたい、理解しやすいものを作りたいという思いが翻訳には必要」と仰っていた姿が印象に残りました。作業が終わっても何度も何度も立ち止まり、より良い訳を探究する精神が良質な翻訳へと結びつくのだそうです。

 

セミナーの最後には参加者の方々からいくつも質問が上がり、活気に満ちた良い回となりましたぴかぴか

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 

聞き耳を立てる参加者の声見る

・翻訳で大切なポイントがわかった。

・プロとしての経験談が大変役に立った。

・翻訳の仕事内容、現状の説明が分かりやすかった。

 

 

2017年3月実施 通訳キャリア・アップセミナー アフターレポート

  • 2017.05.25 Thursday
  • 17:30

今回の「通訳キャリアアップ・セミナー」のスピーカーは、サイマル・ビジネスコミュニケーションズ(SBC)のコーディネーター2名と、サイマル・アカデミー卒業生であり現役通訳者の3名。通訳者に求められるスキルや職務経歴書の書き方、通訳業務の形態、実際の現場の様子をお話していただきました。ブログではその当日の模様をお届けします花

 

 

Docomo120第1部Docomo120SBCコーディネーターより

 

『通訳者に求められるものって?』


 

通訳とは人の言うことをよく聞いて、正しく理解し、分かりやすく明瞭に、自然な言葉で聞く人に伝えること

…サイマル・アカデミーの創設者の一人である小松達也先生の言葉です。「英語ができる=通訳ができる」ではありません。スピーカーが何を伝えようとしているのか、そのメッセージを掴むことが重要です。そのために必要なのは、語学力知識の両方であり、それを通訳という形にするために専門訓練が必要になります。そして、言葉だけでなく物事に対して興味を持ち、常に学ぶ姿勢が不可欠。

 

また、フレキシブルな対応力、コミュニケーションスキル、ビジネスマナーといった、いわゆる「ヒューマンスキル」も通訳者に求められる大事な部分です。

 

 

『意外と知らない!職歴書の書き方』


 

情報があふれている現代。ネットを探せば、職歴書の書き方サンプルはたくさん見つかります。でも通訳に特化したサンプルはなかなかないもの。人事担当者に読みたいと思わせるコツは何なのでしょう?

 

まずは、基本的なところで、見栄えをよくすること。誤字脱字、スペルミスをなくすことはもちろん、レイアウトやフォント、年号などをそろえることが実は重要なのだそうです。これができていないと、実際の仕事の場面でも雑なんだろうな、と思われてしまうのだとか。思わぬところで人柄が出てしまうものなのですね。

 

また、通訳関連の職歴書としては、実際の通訳・翻訳の業務経験はもちろん、経験の少ない方は語学を使ったボランティアやコミュニケーションサポート経験もアピールポイントになるとのこと。そしてスクールでの訓練経験なども、ぜひ明記するようにとのアドバイスがありました見る

 

 

 

 

Docomo120第2部Docomo120現役通訳者より

 

『私は通訳になる。絶対なる』


 

今回お話をいただいた松田香織さんは日本生まれ、日本育ち富士山。通訳に憧れはあったものの、なかなか踏み出せず、日系企業に新卒で入社。その後、カリフォルニア州の農務省インターンを経験後、ようやく一念発起してサイマル・アカデミーの体験レッスンに参加。そこで、なんておもしろい世界なんだと開眼し、はまったのだそうです。

 

松田さんの勉強法は「量をこなすこと」。出勤前にシャドーイングをしたり、初見のyoutubeやpodcastで訳出の練習、会社がアカデミーに近かったこともあり、就業後にアカデミーで自習をすることも。「自分の中にないものは出てくる訳がない」と、知識を増やすこと、そして瞬発力を鍛えることを重視したそうです。加えて、発音矯正のために、英文を音読して録音、それを前もって用意しておいたオーディオブックの音声と比較して確認などもしていました。

 

そして、アカデミー在籍中にインハウスで通訳の仕事を開始。少し早いデビューでしたが、「いずれ自分は通訳になる、だったら早いうちに」と積極的に行動したのだそうです。

 

 

『インハウス、プール制、フリーランス』


 

ところで、通訳業務の形態はいろいろありますが、どのように違うのでしょうか?

 

まず、インハウスは1つのことをとことんやりたい人にオススメ。また、万一うまくできなくても次のチャンスがあります。ただし、会社によっては長時間1人で担当しなければならないことも。

 

プール制はどの部署に行ってもピンポイントの話が多く、最初の2-3ヶ月はまったく歯がたたないこともあったそう。いろいろな人の話を聞いたり、資料を読み込んで、キャッチアップすることができれば、社内のこともよく分かり、楽しい現場だそうです。

 

そして、フリーランスは様々な現場に行き、常に勉強することで、どんどん自分を向上させることができます。ただし、その分、お給料や生活は不規則。すべて自分でマネージメントしないといけません。

 

 

『アカデミーでよかった』


 

アカデミーの授業では、現場と同じように資料や単語リストを先にお渡しており、予習は必須。これが実際の現場でも役立っているのだそうです。スクールに通ったことのない通訳者の場合、事前資料があることに驚く方もいるそう。ですが、アカデミー生は普段から準備の仕方が分かっているので、しっかり勉強して自信を持ってパフォーマンスをすることができます。

 

そして、松田さんによると通訳業界では「サイマル・ブランド」への信頼があり、アカデミーでの訓練経験の有無で選んでくれる企業もあるそうです。

 

 

『challenging, but rewarding』


 

様々な経験を経て、現在に至るわけですが、これまで未経験の分野やびっくりするような現場もあったそう。トンネル建設現場では「山の神様に女性が立ち入っていいか確認が必要」だったり、謎のギャグを飛ばすスピーカー楽しいひらめきに戸惑ったり、外国人の「キムラさん嬉しい」「コムロさん男」が聞き取れない、なんてエピソードも。

 

そして、印象的だったのは、松田さんが通訳者としてデビューしようとしていたまさにその日、あの3.11が起こったのだそうです。次の就職先として決まっていたはずの通訳者のポジションは白紙になり、またイチから就職活動はやりなおし。それでも、必死でしがみつき、まわりの人に助けてもらいながら、一生懸命努力を怠らずにきたからこそ、現在につながっているのです。そして、これまでの努力があるからこそ、また新しい現場を楽しむことができるのではないでしょうか。

 

今回お話を伺った松田さんは帰国子女ではなく、アカデミーで通訳を学び、インハウスを経てフリーになったというご経歴。参加者の方も身近に感じることができたようで、非常に有意義なセミナーとなりました。

 

 

見る参加者の声聞き耳を立てる

・実際にSBCの方、現役通訳者の方のお話を普段聞くことができないので、今回参加することが出来とてもためになった。

・民間で求められる通訳者に必要な資質、技能について学ぶことができた。

・スピーカーがどのようにキャリアを築いていったのか、流れとして具体的に聞けたので良かった。

・現役通訳者に直接興味があることが聞けた。

 

鉛筆2前回のキャリアアップ・セミナー(2017年3月25日実施)

嬉しいサイマル・アカデミーの通訳者養成コースについて

 

インターネット講座「日英医薬翻訳 上級」〜翻訳者登録した方の声をご紹介〜

  • 2017.05.12 Friday
  • 17:49

 

1980年の開講以来、30年以上にわたって培ってきた通訳者・翻訳者養成校のノウハウを活かしたインターネット講座。授業時間や場所の制約なく、インターネット上で受講動画を視聴するセルフスタディ型の講座です。

 

インターネット講座の日英医薬翻訳 上級には「翻訳者推薦制度」があるのをご存じでしょうか。講座受講後の修了テストで評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社へご紹介しています。今回は、翻訳者推薦制度を利用して翻訳者として活躍している清水良子さんにお話をうかがいました。

 

|”Global English”の原則はあらゆる仕事に活かすことができると実感。


 

医学医薬系の翻訳者として仕事をしていますが、和訳の仕事が多く、英訳の仕事は少なめだったため、仕事の幅を広げたいと考えました。スキルアップも必要だと思っていたところ、ネット上で「日英医薬翻訳 上級」を知りました。

 

講座紹介ビデオで講師のSeaman先生が、世界中で製薬関連の文書を読む多くの人が非英語話者であり、正確で明確かつ一貫性のある”Global English”で書かれることの重要性が増していると指摘されていました。これを見て私自身もこのようなスキルを学びたいと思い、受講を決めました。

 

 

Q:講座を受講した感想を教えてください。

まず、インターネットで都合の良い時に受講できるため、私のようにフリーランスで決まった時間が取りにくい場合には便利なシステムだと思いました。

 

講師のSeaman先生のご講義は非常に分かりやすく、丁寧でした。スライドによる解説ですので、何度も見直し、確認しながら進めて行くことができました。日英翻訳の際には、どうしても日本語の原文に引きずられてしまいがちです。この講座では日本語に引きずられないように、分かりやすい英語に訳すための注意点や例を提示していただき、理解しやすかったと思います。Exercisesではこの重要な点について常に意識して、先生のアドバイスを基に簡潔で分かりやすい”Global English“が書けるよう試行錯誤しました。

 

最終課題では、原文理解の不足部分英文法の用途によるニュアンスの差英語表現を含む細かな点をご指摘いただき、たいへん勉強になりました。

 

 

Q:実際に翻訳の仕事をしてみて、受講中に学んだことは活きていますか?

仕事にたいへん役立っていると感じています。“Global English”の原則は、あらゆる仕事に活かすことができると実感し、受講中の課題や資料を見返して勉強しながら仕事をしています。

 

 

四葉のクローバー翻訳者登録後の担当案件例四葉のクローバー

リンクトランス・サイマルにて、医学論文、病院の患者様向け案内文を担当。

 

|清水良子

​看護専門学校卒業、米国の大学卒業、国内の大学院修了(修士・博士)。

様々な臨床現場で看護師として勤務。その後、外資系製薬会社で医薬翻訳を経験し、フリーランス翻訳者となる。

 


 

植物日英医薬翻訳 上級植物

翻訳者をめざす方に求められる基本知識とスキルを紹介し、より良い品質の翻訳を生み出すだけでなく、より質の高いライティングをするためのアドバイスを提供します。

■講師:Lee Seaman

■全3回(修了テスト1回付)、受講期間90日間(約3ヵ月)

右斜め下サンプル動画・講座の詳細・お申し込みはこちらから

 

修了テストの評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社にご紹介します。

ご登録には、別途審査があります。

 

プレゼント​​​通学応援キャンペーンのご案内プレゼント​​

インターネット講座を受講後に、サイマル・アカデミーの通訳制コースを初めて受講いただいた方へ3,000円分のギフト券をプレゼント!「講師から直接指導を受けたい」「クラスメイトと切磋琢磨して勉強したい」方を応援します。

右斜め下キャンペーンの詳細はこちら

 

 

 

インターネット講座「日英翻訳基礎講座」その◆阻殘者登録した方の声をご紹介〜

  • 2017.05.12 Friday
  • 17:37

 

1980年の開講以来、30年以上にわたって培ってきた通訳者・翻訳者養成校のノウハウを活かしたインターネット講座。授業時間や場所の制約なく、インターネット上で受講動画を視聴するセルフスタディ型の講座です。

 

インターネット講座の日英翻訳基礎講座には「翻訳者推薦制度」があるのをご存じでしょうか。講座受講後の修了テストで評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社へご紹介しています。今回は、翻訳者推薦制度を利用して翻訳者として活躍している多加喜亨さんにお話をうかがいました。

 

 

|翻訳者としての基礎事項をしっかりと学ぶことができ、今の仕事につながっています。


 

退職後,仕事を通して培った英語力を活かして翻訳者としての道をめざしました。米国駐在を含めて約20年間海外事業に携わり,英検1級も取得して,英語力にはある程度自信がありましたが,元来いわゆる理系畑を歩いてきたので,大学以来きちんとした英語教育を受けていません。

「英語を使って仕事をすること」「英語そのものを職業とすること」には大きな違いがあることが予測できましたので,改めて翻訳者になるための基礎を学ぼうと考え受講しました。

 

 

Q:講座を受講した感想を教えてください。

講座は10回に分けられ,翻訳者としての基礎的な事柄が網羅されていて期待通りの内容でした。特に,毎回の講義がビデオを通して行われ,講師の方の説明も丁寧でしたので,実際に授業に参加しているように楽しく学習を進めることができました。

また,毎回Exerciseが2問出されて,それぞれに2通りの翻訳例が提示されましたので,その場で自分の理解が十分でない点,間違って理解していた点を確認できました。また,少し違った表現法等を学ぶことができて有効でした。

 

 

Q:実際に翻訳の仕事をしてみて、受講中に学んだことは活きていますか?

とても役立っています。まず,10回の講義で取り上げられた教材(例文)が,一般的なものから,製品組み立てのマニュアルビジネスミーティングニュース記事,そしてフォーマルな手紙までを幅広くカバーしていましたので,分野を問わず様々な英文に慣れることができました。特に,punctuation, styleについては初めて知ることも多く,今でも教材を取り出して参考にしています。翻訳者としての基礎事項をしっかり学ぶことができ,今の仕事につながっています。

 

 

四葉のクローバー翻訳者登録後の担当案件例四葉のクローバー

修了テストの結果,関連の翻訳会社に登録していただきそちらから仕事をいただいています。

製品のマニュアル,技術報告書等,技術関連の案件が主体ですが,企業,団体等のプレゼンテーションや活動紹介,会議議事録,手紙等,様々な案件を幅広く担当しています。

 

|多加喜亨さん

1981年神戸大学工学部卒業,9年間自動車部品総合メーカーで製品開発業務担当,その後20年間は,貨幣処理機メーカーで海外向け製品の企画,営業,技術支援等を担当。このうち7年間,米国駐在。5年間の教育関連職を経て,2015年6月フリーランスとして独立。

 


 

植物日英翻訳基礎講座植物

翻訳者をめざす方に求められる基本知識とスキルを紹介し、より良い品質の翻訳を生み出すだけでなく、より質の高いライティングをするためのアドバイスを提供します。

■講師:Gregory M. Iwata

■全10回(修了テスト1回付)、受講期間180日間(約6ヵ月)

右斜め下サンプル動画・講座の詳細・お申し込みはこちらから

 

修了テストの評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社にご紹介します。

ご登録には、別途審査があります。

 

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インターネット講座を受講後に、サイマル・アカデミーの通訳制コースを初めて受講いただいた方へ3,000円分のギフト券をプレゼント!「講師から直接指導を受けたい」「クラスメイトと切磋琢磨して勉強したい」方を応援します。

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インターネット講座「日英翻訳基礎講座」その 阻殘者登録した方の声をご紹介〜

  • 2017.05.12 Friday
  • 17:37

 

1980年の開講以来、30年以上にわたって培ってきた通訳者・翻訳者養成校のノウハウを活かしたインターネット講座。授業時間や場所の制約なく、インターネット上で受講動画を視聴するセルフスタディ型の講座です。

 

インターネット講座の日英翻訳基礎講座には「翻訳者推薦制度」があるのをご存じでしょうか。講座受講後の修了テストで評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社へご紹介しています。今回は、翻訳者推薦制度を利用して翻訳者として活躍している遠藤幸恵さんにお話をうかがいました。

 

 

|受講中のメモやトライアル評価で指摘された弱点を意識して仕事に臨んでいます。


 

外資系企業で10年ほど勤務する中で、英語を日常的に読み書きする必要があり、英語は独学で習得してきましたが、社内で通じる英語としては不自由していませんでした。ただ、英語を主軸に据えてプロとして仕事をしたいと考えたとき、確固とした基盤や柱にするものがなく力不足を感じていました。

 

通じるだけの英語、というレベルを超えて、やっぱり翻訳者が書いたものは違う、と思われるプロの仕事をめざしたいと考え、それにはプロのお話を聞くのが一番と考え受講を決めました。

自身の都合で通学は難しかったため、インターネット講座を選びました。講義が英語で行われること自体も勉強になると思ったことと、翻訳者として登録できる可能性のあるトライアルが受けられることも、受講の後押しになりました。

 

 

Q:講座を受講した感想を教えてください。
翻訳というのは文章の表面的な変換ではなく、文化の違いの考慮や、文章の対象者と背景の理解、文脈に沿った語の選択とライティングが重要だということを、いろいろな実例に即して学ぶことができました。

実際に仕事をしないとわからない視点が数多く得られました。知っているつもりでも完全に身についてはいなかった文法のポイントや、辞書的な意味に頼ると間違えやすい言葉の選択なども、身に覚えがある内容もありとても納得できるものでした。

 

 

Q:実際に翻訳の仕事をしてみて、受講中に学んだことは活きていますか?
講座で学んだことはいつも頭にあります。通じる英語を書いてしまうのはできますが、それはしないで、まずお仕事の背景を把握し、原文と参考資料等に目を通して、背景も含めて対象を十分に理解するように努め、関連情報や文脈に沿った適切な訳語等も十分に調査してからライティングするよう常に心がけています。仕事中、受講中に取ったメモをまとめたもので復習することもあります。また、最後のトライアル評価で指摘いただいた自身の弱点も特に注意しています。
受講時にめざしていたプロのレベルに到達するには知識、調査力、ライティングスキルなどまだまだ各種積み重ねが必要ですが、1つ1つのお仕事で現在のベストを尽くして少しずつでも目標に近づいていきたいです。

 

 

四葉のクローバー翻訳者登録後の担当案件例四葉のクローバー
現在は理系全般。直近では、天文学、科学関係の日英翻訳を担当しました。

 

|遠藤幸恵さん

大学(工学部)卒業後ソフトウェア会社に10年あまり勤務し、英語はその期間での独学。海外経験はないが、ソフトウェア会社勤務期間中、数週間程度の出張は何度か経験。

 


 

植物日英翻訳基礎講座植物​翻訳者をめざす方に求められる基本知識とスキルを紹介し、より良い品質の翻訳を生み出すだけでなく、より質の高いライティングをするためのアドバイスを提供します。

■講師:Gregory M. Iwata

■全10回(修了テスト1回付)、受講期間180日間(約6ヵ月)

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修了テストの評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社にご紹介します。

ご登録には、別途審査があります。

 

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インターネット講座「英日実務翻訳講座」〜翻訳者登録した方の声をご紹介〜

  • 2017.05.12 Friday
  • 15:59

 

1980年の開講以来、30年以上にわたって培ってきた通訳者・翻訳者養成校のノウハウを活かしたインターネット講座。授業時間や場所の制約なく、インターネット上で受講動画を視聴するセルフスタディ型の講座です。

 

インターネット講座の英日実務翻訳講座には「翻訳者推薦制度」があるのをご存じでしょうか。講座受講後の修了テストで評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社へご紹介しています。今回は、翻訳者推薦制度を利用して翻訳者として活躍している中谷朋子さんにお話をうかがいました。

 

|「心から心への翻訳」を原則に、原文の「心」に近づけようと努力しています。


 

フリーランスで翻訳や校閲の仕事を始めて2年目、翻訳対象の用途に応じた表現の確立に悩んでいた私は、その解決策を模索していました。その過程で見つけたのが英日実務翻訳講座です。仕事をしながらでも無理なく受講できることも決め手となりました。

 

 

Q:講座を受講した感想を教えてください。

想像以上に素晴らしい講座でした。それ以前にも延べ3年間、他校の通信講座、通学講座、インターネット講座、書籍を通して学ぶ機会を持ちましたが、この講座はそれらとは全く異なりました。

単に翻訳の技術を教えるのではなく、より洗練された訳文を生むための原則「心から心への翻訳」すなわち「英語の心から日本語の心へと移し替える翻訳」に則った指導がなされています。この原則は、翻訳のあらゆる局面において「原文に限りなく忠実だがステレオタイプにとどまらない」自由度の高い優れた訳文を生み出せると感じています。

技術面においても、リズム感のある訳文の作成等、具体的で高度な内容が処々で紹介されています。

 

 

Q:実際に翻訳の仕事をしてみて、受講中に学んだことは活きていますか?

活きていると思います。「心から心への翻訳」を原則に、英文には存在しない表現を足す、または英文には存在する表現を引くなどして、原文の「心」に近づけようと努力しています。

訳文にリズム感を持たせることについても、意識的になりました。

 

 

四葉のクローバー翻訳者登録後の担当案件例​四葉のクローバー

リンクトランス・サイマル登録後は、翻訳と校閲の業務を担当しています。

【翻訳】環境関連や企業の役員のメッセージ等の英日翻訳

【校閲】特許、契約書、金融、学術会議報告、セミナー資料、企業のプロジェクト関連(英日・日英)

 

|中谷朋子さん

東京女子大学卒業。翻訳の学習を始めたのは、4人の子育てがほぼ終わった53歳。学習開始2年後から、会社や友人他の依頼による翻訳の仕事を開始。両親の入院で座学による学習が困難となり、移動時に可能なシャドーイング中心の学習に切り替え、英検1級に合格。59歳でフリーランスの仕事を開始。2017年1月にリンクトランス・サイマルに登録。

 


 

植物英日実務翻訳講座植物

よい翻訳とは、単に言葉を文法にそって訳すことではなく、原作者が伝えたい内容をきちんと理解した上で、自然な日本語に訳すことです。そのために必要な知識、原文への多角的なアプローチ方法や翻訳手法をご紹介します。

■講師:成瀬由紀雄

■全10回講座(修了テスト1回付)、受講期間180日間(約6ヶ月)

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修了テストの評価が高かった方には、サイマル・グループの翻訳会社にご紹介します。

※ご登録には、別途審査があります。

 

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2017年2月26日(日)開催 『中国語/通訳者への道』アフターレポート

  • 2017.04.04 Tuesday
  • 17:18

サイマル・アカデミーでは、定期的にセミナー「通訳者への道」「翻訳者への道」を開催しています。今回は2017年2月26日(日)に開催された『中国語/通訳者への道』のレポートをご紹介します!講師はサイマル・アカデミー中国語通訳者養成コース主任講師の塚本慶一先生。『40年余の通訳現場・教場の体験から』というテーマでお話しいただきました。

 

 

1947年中国生まれ。高校まで上海で教育を受ける。帰国後、東京外国語大学中国語学科を卒業。中国語通訳者・翻訳者として活躍する一方、日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)の参事役として日中ビジネス業務にかかわる。現在、北京大学大学院日中通訳翻訳研究センター名誉センター長をはじめ、日本並びに中国の大学・大学院にて後進の育成に当たっている。     塚本 慶一(中国語通訳者養成コース主任講師)

 

1947年中国生まれ。高校まで上海で教育を受ける。帰国後、東京外国語大学中国語学科を卒業。中国語通訳者・翻訳者として活躍する一方、日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)の参事役として日中ビジネス業務にかかわる。現在、北京大学大学院日中通訳翻訳研究センター名誉センター長をはじめ、日本並びに中国の大学・大学院にて後進の育成に当たっている。     

 

 

1981年のコース設立当初からサイマル・アカデミーの中国語コースに携わってこられ、現在主任講師を務める塚本慶一先生。講師と通訳者両方の立場から、学習するにあたって重要な心構えや方法、また実践で大切にすべき要素について語っていただきました。

 

 

母語は「最大の武器」びっくり


「通訳者は言葉をただ訳せるだけでは不十分。通訳に必要な“背景知識”と相手に対しての“思いやり”を持って通訳することで初めて、真のコミュニケーターとしての役割を果たすことができる。」というお話から今回のセミナーは始まりました。中国語通訳者として活動するには、日本人なら中国語、中国人なら日本語のブラッシュアップは当たり前。通訳者は単に「中国語/日本語ができる」だけでは不十分で、まずは語学力の強化を図ることが大切です。

 

ですが今回、塚本先生のお話の中で、「母語は最大の武器」という印象的な言葉がありました。通訳というと外国語の語彙力や表現力の強化に重きを置くイメージですが、実は母語こそおろそかにしてはいけない。理由は、これが欠けてしまうと「微妙なニュアンスが訳せない」からだそうです。

 

母語だからといって、「ただ話せる、聞ける、書けるでは不十分」。通訳をする際外国語の方につられてしまい、ぎこちない訳になってしまわないよう、母語を「武器」とするべく日頃からブラッシュアップが必要であることを感じさせられました。

 

 

モチベーショングー


通訳者をめざして学習するにあたり、まず大切にすべきものはモチベーションだと語る塚本先生。「意欲と目的意識をしっかり持ち、やりがい、やる価値をしっかりと認識して取り組む」。通訳に限らず学びには挫折がつきものですが、何のために学習しているのかを常に頭に置くことで向上心を維持することが重要とのこと。通訳者はプロになってからも事前準備やスキル維持のために勉強し続ける仕事のため、学習者の方に限らずプロの方も、このお話はエールとなったのではないでしょうか。

 

さらに学習する環境にも触れ、その際「場」「友」「師」という3つの要素を挙げられました。まず「場」とは、一流の学習環境と実践的な授業を受ける場所。「友」とは、共に切磋琢磨しあう仲間。最後に「師」とは、追いつこう、最終的には追い越そうと努力する対象です。特に「師」について、追いつくだけでなく「追い越す」ために努力するという言葉は良い意味で緊張感があり、参加者の方々の学習意欲をかきたてたことと思います。

 

 

「中国語は短く、日本語は長い。」見る


言語の性質上、中国語を日本語に通訳する際、元の中国語の文章より日本語訳の方が言語の性質上長くなる。「会の最後の挨拶など、だらだら訳していたら訳し終える前に拍手が起こってしまう」と、実際の同時通訳の現場の様子を例に挙げられました。

 

しかし、通訳において「収まり」のみを気にするわけにはいきません。ではどうすればよいのかということで、「3サ」という言葉を用いて「正確」「分かりやす」「すばや」が通訳をする際心がけるべき3つの要素だと教えていただきました。

 

まず正確に訳すことは大前提として、相手に伝わるように訳す。さらにその場が自然でスムーズに進行するよう、的確な長さに収める。「3サ」を通して、通訳技術の本質が見えたお話でした。

 

 

 

 

セミナーは非常にアットホームな雰囲気で行われ、中には先生が執筆された本に直筆サイン鉛筆2をゲットしたラッキーな参加者の方もびっくりぴかぴか

セミナーの最後にご自身が40年間日中の懸け橋として誇りを持って通訳をしてきたことを振り返られましたが、長い間通訳者として、そして講師としてご活躍されてきた塚本先生だからからこそ、強い意志を持って学習を続けるという重みが伝わったことが印象的でした。

 

女参加者の声男

・前向きに勉強を続けようと思った。

・目標とそれへの学習行程が明確になった。

・中国語通訳の勉強の仕方、現状など聞けてとてもためになった。

 

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